ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、2019年中間期グローバル市場展望を発表

Tuesday, June 25, 2019 12:12 pm EDT

Dateline:

2019年6月25日、東京

米ステート・ストリート・コーポレーション(本社:ボストン)の資産運用部門であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは624日(米国東部時間)、「サイクルの長期化でノイズの先を見る(Look Beyond the Noise as Cycle Extends)」と題する、2019 年中間期グローバル市場展望を発表しました。この数カ月間に貿易摩擦のリスクが急速に高まっていますが、当社は引き続き、米連邦準備制度理事会(FRB)が緩和的な政策スタンスを取ることで、世界経済に緩やかな成長余地があると考えます。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)であるリック・ラカイエは次のように述べています。「この1年間を振り返って最大の教訓は、ノイズの中でも目を凝らし、ファンダメンタルズの長期的方向を見極めるということです。景気サイクルは長期化の余地があり、特に米国ではモメンタムが十分に持続していますが、貿易摩擦をめぐる展開に注視していきます。」

また、副最高投資責任者を務めるロリ・ハイネルは次のようにコメントしています。「米国と世界の第1四半期の経済成長率は、懸念されていたほど悪い内容ではなく、賃金インフレは加速したものの、全体的なインフレ率は管理可能な水準を維持しています。201812月、市場では、米中間の貿易紛争の影響と、FRBの金融引き締めスケジュールが極めてタカ派的であるとの見方が圧倒的となったことから、世界経済の成長見通しが過度に懸念されました。現在も貿易摩擦のリスクは解消されていませんが、政策スタンスは転換しています。」 

株式市場では、ボラティリティの急上昇も成長が継続

そのため、マクロ要因は今後も企業利益の伸びを下支えすると思われますが、世界経済が直面する地政学や経済成長をめぐる重大リスクにより、ボラティリティが急上昇しやすい傾向があり、投資家は警戒姿勢を取る必要があります。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの欧州・中東・アフリカ(EMEA)地域投資責任者のビル・ストリートは次のように述べています。「政策による大きな後押しを背景に、当社は株式を依然としてオーバーウェイトしていますが、ファンダメンタルズが投資リターンから乖離し、リスクが高まる中で、投資家はディフェンシブ寄りのバイアスを維持するべきと考えています。足元の景気サイクルの長さ(過去最長)や過去のサイクルと比較した場合の株価のバリュエーションは、2019年後半に向けて貿易リスクが低減し、企業利益の伸びが見られれば正当化されるはずです。」 

貿易リスクにもかかわらず、中国とインドが成長を牽引

米国をはじめとする先進国市場における保護貿易主義の高まりは、新興国市場にとって依然として重要なリスクです。しかし当社は、新興国市場で最大の経済国であるインドと中国の成長シナリオが、株式と債券の両市場で投資機会を提供し続けると考えています。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのアジア太平洋地域投資責任者であるケビン・アンダーソンは次のように述べています。「新興国株式のバリュエーションは、他の地域との比較で見ると過去最低水準にありますが、1株当たり利益(EPS)や売上高予想は堅調を維持しています。新興国市場は魅力的であり、米中間の貿易紛争に伴うリスクが続いているにもかかわらず、長期的な成長シナリオに変わりはありません。債券投資に関しては、利回りの高い新興国債券が、短期的には現地通貨のボラティリティが懸念されるものの、長期的にはリターンが見込まれます。全体的には、中国経済が安定すれば新興国市場にとっても、好材料になります。」 

気候変動リスクが投資家の間で重要に

2019年は気候関連の投資リスクがテーマの上位に浮上し、気候変動が金融市場全体にどのような影響を及ぼし、幅広いセクターのビジネスモデルやさまざまな資産クラスの長期的な資産価値にとってどのような脅威になりそうか、幅広く議論されるようになっています。「当社では、個別銘柄レベルでの気候リスクを特定し監視するための最新ツールを開発し、気候変動リスクへのエクスポージャーを低減することで、新たな投資機会を活用する新規の投資戦略を策定しました」とリック・ラカイエは述べています。

「2019 年中間期グローバル市場展望」全文(英語)については、こちらからご覧いただけます。 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズについて 
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、過去40年にわたり、各国政府や機関投資家、金融プロフェッショナルの皆様に資産運用サービスをご提供しています。厳密なリサーチや分析、厳しいマーケット環境における経験を礎としたリスク考慮型アプローチをもとに、アクティブからインデックス戦略まで幅広く、コスト効率に優れたソリューションを提案いたします。そしてスチュワード(受託者)として、社会、環境への配慮が長期的な成果をもたらすということを、お客様に理解を深めていただくよう努めています。インデックス運用とETF、ESG投資の先駆者として、投資における新しい世界を常に切り拓き、約2.80兆ドル*を運用する世界第3位の資産運用会社へと成長しました。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、ステート・ストリート・コーポレーションの資産運用部門です。 

*運用資産残高には、約330億ドル(2019年3月末時点)のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・ディストリビューターズ・エルエルシー(以下「SSGA FD」)が営業を行なっているSPDRの残高を含みます。SSGA FDはSSGAの関連会社です。 

免責事項:
セクターファンドは保有銘柄がより広範なセクターや企業に分散されているファンドに比べボラティリティが大きくなります。株式は価格変動が大きく、広範囲に及ぶ市場環境と経済状況に応じて大きく下落することがあります。債券は一般的に株式に比べて低い短期的リスクやボラティリティを有しますが、債券には金利リスク(金利が上昇すると債券価格が通常下落します)、発行体のデフォルトリスク、発行体の信用リスク、流動性リスク、そしてインフレリスクがあります。こうした効果は満期までの期間が長い債券ほど通常顕著になります。債券を満期前に売却あるいは償還した場合、相当な利益あるいは損失が発生する可能性があります。分散されていないファンドは相対的に市場全体に分散されたファンドよりもボラティリティが大きくなります。パッシブ運用ファンドは、ある範囲の証券を保有し、全体として主要なリスク要因その他の特性を指数に近似させています。これが指数のパフォーマンスに比べてファンドがトラッキングエラーを生じる原因となり得ます。

https://www.ssga.com/global/en/our-insights/state-street-global-advisors-worldwide-entities.html

当資料全体および一部を利用し、当社への事前の書面での許諾なしに複製、加工、再配布することは禁じられています。 

【本件に関するお問い合わせ先】
ステート・ストリート 広報部      03-4530-7105 Japan_Corp_Comms@jp.statestreet.com
広報窓口(クレアブ)担当:西川 03-5404-0640 StateStreetJapan@kreab.com

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ株式会社
東京都港区虎ノ門 1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー25階 Tel: 03-4530-7152
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第345号
加入協会:一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 投資信託協会、日本証券業協会

© 2019 State Street Corporation.不許複製
2613604.1.1.APAC.RTL  Exp. Date: 06/30/2020


Media Contacts

Contact a member of the State Street Media Relations Team.

Social Media

Business Wire NewsHQ℠