ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ、 社会問題と気候変動をアセット・スチュワードシップにおける優先項目に

「恐れを知らぬ少女」キャンペーンが、引き続き企業の取締役会における変革を促す

Thursday, September 5, 2019 9:00 pm EDT

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2019年9月6日、東京

ステート・ストリート・コーポレーション(本社: 米ボストン)の資産運用部門であるステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは9月5日(米国東部時間)、2018年スチュワードシップ年次報告書(英語)を発表しました。年次報告書では、昨年度のスチュワードシップ活動についての成果、現在までの進捗、また2020年に向けた重点課題分野が示されました。 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズの最高投資責任者(CIO)を務めるリック・ラカイエは次のように述べています。

「当社の投資アプローチにおいてスチュワードシップは不可欠であり、お客様に対する受託者責任を実現するために重要な要素であると考えています。私たちは、すべての資産基盤において、スチュワードシップを積極的かつ責任をもって実行することにコミットしています。環境・社会・ガバナンス(ESG)についての考慮は、従来から当社の取り組みの一つですが、ESGの課題は今後ますますリターンやリスクを導く要素として重要になるとの見方に基づき、昨年は、どのように全ての運用戦略にESGを組み込み改善していくかを検証することに注力しました。2018年には、企業が直面する新たなESG問題として、ジェンダー・ダイバーシティや人的資本管理(HCM)などの社会問題が表出し、長期的に企業価値を高める重要な要因であることが他の投資家にも認識されてきました。2020年にも当社スチュワードシップ・チームは引き続き、投資先企業がよりよい長期的価値を生むために、これらの課題をどのように克服していくかを見極めていきます。」 

当該年次報告書には、アセット・スチュワードシップ・チームが注力して実施したエンゲージメントの内容がまとめられています。具体的には、ジェンダー・ダイバーシティや気候変動に焦点を当てた複数年にわたる主要キャンペーンの成果、注目が高まった重要な社会的問題、スチュワードシップに関する取り組みに対しESGやステート・ストリートのESGスコアリング・システムであるResponsibility-Factor(RファクターTM)を組み込む手法などを示しています。 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのESG投資兼アセット・スチュワードシップ責任者を務めるラキ・クマールは次のように述べています。「当社のスチュワードシップ・プログラムは、影響力を効果的に用いるべく設計されています。2019年6月30日現在、当社の『恐れを知らぬ少女』キャンペーンの対象となった1,350社のうち43%に当たる580社以上が、私たちの要請に応じて女性役員を新たに起用、あるいは短期的な目標としてそれを約束しました。気候変動に関しては、この問題に関するエンゲージメントを開始した2014年以降、その件数が365件以上に上りました。企業の取締役会は気候変動を軽減すべきリスクと捉え始めるようになったものの、長期的な戦略課題であるにも関わらず、短期的な戦術的スタンスでの対応にとどまりました。」 

2018年、当社スチュワードシップ・チームは一部セクター(小売り、製薬、素材)の取締役会に関するガイダンス、更に米国、英国、オーストラリア、欧州におけるコーポレート・ガバナンスの広範なテーマ、報酬戦略、企業の長期戦略におけるサステナビリティ(持続性)に重点を置きました。スチュワードシップに関する重要テーマで、株式運用資産の約70%に相当する1,530社に対してエンゲージメントを実施しました。エンゲージメントの約半数は、主に直接面談または電話会議を通じて行う包括的な方法で、残りは書簡によるものでした。年次報告書では、当社の議決権行使やエンゲージメントに関する企業の反応の具体例を紹介しながら、昨年度のスチュワードシップ・プログラムの影響について洞察を提示しています。 

ESGの融合 
当該年次報告書は、ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズが、どのように運用戦略や運用チームにESGを組み込むことを重視してきたかを示しています。当社はRファクターTMの構築に多くの経営資源を投資してきました。RファクターTMは、2019年に運用開始されたESGに関する独自のスコアリングの仕組みであり、各企業が属する業界が直面する財務上重要なESG課題に関して、企業の事業運営とガバナンスのパフォーマンスを計測するものです。この仕組みは透明性の高いマテリアリティ(重要性)・フレームワークと、世界有数のデータプロバイダー4社から提供される450以上のデータ指標を用いて、5,000社以上のESG慣行についてスコアリングします。 

クマールは次のように述べています。「私たちが膨大な時間と経営資源を投じてRファクターTMを構築したのは、運用戦略にESGを組み込むことに価値があると確信しているからです。RファクターTMのスコアやESGに関する教育ツールを投資先企業と共有し、RファクターTMを裏付けとする投資ソリューションが開発され、多くの投資家や企業が参加すれば、将来的により持続可能な資本市場が構築されるでしょう。」 

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズのアセット・スチュワードシップ・プログラムに関する詳細は、こちらからご覧ください。レポートの全文(英文)は、こちらからご覧いただけます。 

(本資料は、ボストンにて9月5日に配信した発表資料の参考訳です)

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズについて 
ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、過去40年にわたり、各国政府や機関投資家、金融プロフェッショナルの皆様に資産運用サービスをご提供しています。厳密なリサーチや分析、厳しいマーケット環境における経験を礎としたリスク考慮型アプローチをもとに、アクティブからインデックス戦略まで幅広く、コスト効率に優れたソリューションを提案いたします。そしてスチュワード(受託者)として、社会、環境への配慮が長期的な成果をもたらすということを、お客様に理解を深めていただくよう努めています。インデックス運用とETF、ESG投資の先駆者として、投資における新しい世界を常に切り拓き、約2.90兆ドルを運用する世界第3位の資産運用会社へと成長しました。

ステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズは、ステート・ストリート・コーポレーションの資産運用部門です。 

*運用資産残高には、約360億ドル(2019年6月末時点)のステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ・ファンズ・ディストリビューターズ・エルエルシー(以下「SSGA FD」)が営業を行なっているSPDRの残高を含みます。SSGA FDはSSGAの関連会社です。 

【本件に関するお問い合わせ先】
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